夏真っ盛り。
毎日あまりに暑すぎて、みんなも食欲がなくなってくると話していた。
こんな時は、あっさりしたものしか食べられない。
しかも、夜になるとビールが飲みたくなる。そこで・・・。
昼間はそうめん祭り&夜はそのままビールパーティにしようということになった。
アイデアを出し合って、そうめんの薬味にもつまみにもなるようなものを作る。
味の濃いものなら、どちらにも合いそうだ。ぼくが考えたのは、カレーあんかけ。
だし汁で玉ねぎ・にんじん・油揚げを煮込み、めんつゆで薄味をつけ、
そこにカレールーをいれて味をととのえる。
最後に水溶き片栗粉でとろみをつけるだけだ。
夜のつまみように、ゆでたそうめんをまとめて、
フライパンでカリカリに焼いておく。
味見してみると、なかなかイケていた。
もうひとつ。女性向けに、ヘルシーそうめんを作ることにした。
まずは、玉ねぎのみじん切りをオリーブオイルで炒め、
しっかり塩コショウで味をつけておく。

アボカドとトマトを適当な大きさに切る。
それを、先ほどの玉ねぎと合えて、そうめんの上に載せ、
麺つゆをぶっかけにする。千切りにしたしそをきれいに盛り付け、

仕上げにオリーブオイルを回しかける。実は、アボカド。

とても重宝される食材なのだ。
ただしょう油をかけるだけでも、和風のおつまみになってしまったりする。

もちろん、洋風の食材としても使える。
なので、麺つゆとオリーブオイルを使ってみたのだ。
これが狙い通り、女性陣に一番ウケた。
見た目は洋風だし、アボカドと麺つゆが最高の相性だったりする。

男性陣には、肉味噌を使ったものが人気だった。
ほかにも、おくらを主に使ったネバネバそうめん、

キムチを使ったものや、そうめんチヂミまであった。

こうして並べてみると、アイデアを出し合うって、本当に良いことだ。

これほどそうめんで楽しめるとは、正直驚いている。
夜はビールを飲みながら、チヂミや、ぼくのカレーあんかけをつまみに楽しむ。
女性陣の一人が、余った肉味噌で卵料理を作ってくれたり、
食べきれないと思ってゆでた大量のそうめんは、

解散するころにはきれいになくなっていたのだ。

これほど過ごしにくい暑さの中、これほどの食欲を持てるのだから、

夏風邪をひくやつも、きっといないのだろう。